2011年8月21日日曜日

大きな動きがある時に浮かれない

最近、
何が良くて何が悪いのか
よくわからなくなってきた。

震災があって
原発の問題があって
世界の経済も問題で
政治のゴタゴタがあって
なでしこジャパンが優勝して
一瞬明るくなっても
牛だの米だの出荷停止とか解除とか。
そんななかでも
殺人事件が起きたり
大きな倒産があったり
よくわからないフジテレビの騒ぎがあれば
24時間テレビで徳光さんマラソンしてたり。
そうこうしているうちに
選挙権が届けられ、え?選挙?

日々右往左往している感じの世の中に
物事は雑然としていて
整理がつかない。
そんななかだと
何に怒れば良いのか
何を嘆いたら良いのか
何に向かえば良いのか
見当がつかない
ただ漠然とした不安だけがある。

国は確かに頼りない。
このままじゃイカンとも思う。
だけど、何を批判すべきなのかもわからない。
こんな状況に対する自分の思いすら
整理できていないのだから
なんだかなぁ。

きっと、これは時代の分岐点。
良くも悪くも大きな分岐点なのだと思う。
こんなときは、浮かれず慌てず
自分の身の丈のなかで出来ることを
しっかりやることが大事だと思う。
どんな大きな時代の変わり目でも
自分の力以上のことは出来ないから
無理して何かをやろうなんて気負うと
きっと痛い目にあう。
だからこそ、
地に足つけて目の前のことをしっかりと。
自分を過信せず、だからといってあきらめず。
地道に自分の仕事をこなしていこう。


2011年8月17日水曜日

何年経っても変わらないのです


1週間の間に、懐かしい集まりが立て続けにあった。
中学、大学、社会人(若手の頃)のそれぞれ。
20年近くぶりの人から、10年、5年ぶりと
久々の再会目白押し、である。

変わらないねぇ。

何度も出てくるそのセリフ。
確かに見た目も変わらないけれど
変わらないのは
その人の根本。
根っこの部分は、そう簡単には変わらない。
そして、
なにも飾ることなく
根っこの部分を見せられちゃうのが
昔の仲間なのではないかな。

日々、気を張ることが多くても
自分をガードすることがあっても
昔の仲間の前では
そんな必要はないから
あっという間に
その頃に戻ってしまう。
あっという間に
教室のなか、ティールーム、営業所、
あの場所に戻っている。

懐かしい話をして
そして、近況の話をすると
それだけの歳を経た今のみんなが
今をしっかりと生きていることを知る。
自分らしく生きているから
ほんとうに
変わらないねぇ、と思える。

やっていることは違っても
ほんとうに根本は変わらないものなんだなぁ、
としみじみ思いつつ、
なんだか安心する。

変わらないねぇ。

そりゃそうさ、
大事なところは変えてたまるか、
ということもあるからね。

2011年8月1日月曜日

仕事をする上で時に孤独なこともある

自分が20代から30代前半のころのことを
もう少し思い出してみる。

その期間、何を学んだのだろう。

仕事の厳しさとやりがいと
楽しさ少々。
人とのかかわりの楽しさと厳しさ。

20代の頃は
会社内外の人たちと親しくなって
一緒に仕事をしたり遊びにいったり
それはそれで良い時代。
私は、社内からも、同業の人たちからも
特に敵でもない、害のない人だった。

30代のなって状況は変わった。
私がかかわっていた新規事業が軌道に乗って
色々な所に影響を与えはじめた。
そうすると、
社内でも社外でも突如敵になる人も増えてきた。
私は、もう害のない人ではなくなった。

状況が変わると
周囲が一変する。
その場合、周囲に惑わされてはいけない。
仕事そのものを見据えて
自分がやるべきことをやるしかない。

仕事をしていくなかでは
時に孤独なこともある。
でも、その孤独を知っている人が
強いということもある。
孤独から逃げるな。

そうか、
この時期にけっこう大事なことを経験したんだな。
色々な意味で、今の私の基盤がある。
人間不信になりそうなこともあったけど
うわべのやさしさなんかが、すぐわかるようになった。

そしてわかったことは、
ほんとうに信頼関係を築くことができている人は
立場がどう変わったところで何の問題もない、
ということ。
それは確かなこと。