仕事をするときに
どんな状況においても
自分自身の良識に従って判断すること
ということが大事だと思っている。
これは、わたしのバイブル
『サービスが伝説になる時』
のなかに書かれていたことだ。
たとえば、
お客様が目の前で何か困っているのを見かける。
でも自分は今から社内の会議に行かなくてはならない。
そのとき、お客様に「いかがいたしましたか?」と
声をかけることができるか、ということだ。
この状況で、
自分自身の良識がお客様を優先できるかということだ。
そこで、お客様に声をかけたことによって
会議に遅れるかもしれない。
そして上司に怒られるかもしれない。
そこで判断を間違わないでいられるか、
ということだ。
自分の良識が間違っていなければ
会議に遅れたとて、そう怒られることはないだろう。
万が一その行動を責められるようであれば
会社(もしくは上司)の良識が狂っているのだ。
そのときには、
会社のトップの良識を確認するか
自分がその場を去るかになるだろう。
しかし、良識に従って判断するためには、
自分自身が「良識のある人」でなければならない。
自分の思う良識が、
会議に出ること、上司に怒られないことであったなら
自分の思う良識に従って判断したとて
何にもならない。
まずは、
自分の良識を磨くことが必要だ。
それは、おそらく仕事でなくてもいえることで
生きて行く上で大事なことのように思っている。
自分の思い込みで、自身の良識は狂ってはいないか。
周囲の環境の何かに惑わされることなく
正しい判断ができているだろうか。
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